YouTubeの「ほとんどの広告主に適していない」動画の再審査請求と収益化アイコンの意味すること


2017年8月からYouTubeの収益化アイコンで収益化のステータスがわかるようになりました。

収益化可能の動画の場合緑色のドルマークですが、「ほとんどの広告主に適していない」と判断された動画は広告が表示されず、黄色いドルマークが表示されるようになりました。

先日、「ほとんどの広告主に適していない」と判断された動画が、過去7日間で視聴回数が初めて1,000回を超えたので再審査請求をしてみました。

 

お客様の動画を審査させていただいた結果、すべての広告主に適していることを確認いたしました。

 

すると視聴回数が1,000回を超えて約1日後、YouTubeから「全ての広告主に適している」とメールが来ました。

そして黄色いドルマークの収益化アイコンから収益化可能の緑色のアイコンになりました。

「これで収益化可能になったぁ!」

と喜びましたが、今までYouTubeの収益化アイコンのシステムについて大きな勘違いをしていたようです。

 





YouTubeの収益化アイコンについて勘違いしていたこと

 

今までは収益化した全ての動画にアドセンスが表示されていて、2017年の8月と10月のシステムの変更で「ほとんどの広告主に適していない」と分類された動画に広告が配信されなくなったと思い込んでいました。

 

収益化無効!YouTubeで「ほとんどの広告主に適していない」黄色いマークと再審査方法

 

上記記事もシステムの変更で「アドセンスが配信されなくなった」、という思い込みで書いています。

自分はアプリゲームの動画をたまにアップロードしますが、結構な割合で「ほとんどの広告主に適していない」黄色いドルマークが表示されます。

ゲーム関連の動画を上げている人は自分と同じように、黄色いドルマークが表示されることが多いようです。

今までシステムの改変でゲーム関連の動画に厳しくなったと思い込んでいました。

けれどよくよく考えると、視聴回数と比較すると収益が極端に少ない動画がもともとありました。

そこでもう1度YouTubeの「ほとんどの広告主に適していない」収益化アイコンについて調べてみることにしました。

 

収益化アイコンと再審査請求の関係

「ほとんどの広告主に適していない」とAIに判断された場合、再審査をリクエストすることができます。

再審査請求について調べてみると、

 

新しいアイコンでは、チャンネル上で公開している各動画の収益化の状況をより詳しく確認できます。



「収益化の状況をより詳しく確認」できるようになり、今まで申請できなかった「動画の再審査請求機能が拡張」されたと公式ブログで書かれています。

そして「YouTubeヘルプフォーラム」にも、

 

「チャンネルの各動画の収益化ステータスをよりわかりやすくするた

 

と、Googleの社員のメッセージがあります。

上記2つの記事を読むと「収益化ステータスを確認できるようになり」、さらに「再審査請求ができるようになった」ように思えます。

 

再審査請求を受けた動画については、専門の審査担当者が確認します。このプロセスを繰り返すことで、システムの精度が次第に向上していきます。


そして、再審査請求によるフィードバックを繰り返して「システムの精度が向上」。

今後「広告掲載に適したコンテンツのガイドライン」に全く違反していないにもかかわらず、「ほとんどの広告主に適していない」黄色いドル記号が表示されることは少なくなるかもしれません。

 

 

「ほとんどの広告主に適していない」と判断された動画の再審査請求請求

アップロード時にAIで「ほとんどの広告主に適していない」と判断された動画を再審査請求できるようになりました。

 

 

ただ再審査請をリクエストしても、審査担当者に確認してもらえるのはチャンネル登録者が1万人以上いる動画と、過去7日間で視聴回数が1,000以上ある動画だけです。

自分のようにチャンネル登録者が少なく、ほとんど見てもらえない(笑)動画しかアップロードしていない人は再審査してもらえません。

 

 

けれど先日はじめて4日間で視聴回数が1,000回を超えました。

1,000を超えてから再審査してもらえたらしく、翌日にYouTubeから「すべての広告主に適していることを確認いたしました。」と再審査結果が届きました。

自動化システムの精度が向上すれば今回再審査になった動画が「ほとんどの広告主に適していない」と判断されることは減ると思います。

 

まとめ

ただ、今回再審査になった「すべての広告主に適している」動画。

お正月の期間限定ガチャの動画なので、当然期間が過ぎれば視聴回数は激減します。

視聴回数が最も多い時期に「ほとんどの広告主に適していない」黄色いドルマークなのはキツいと思います(笑)。

もともと視聴回数が少ないので収益はたかが知れているかもしれません。

けれど高評価がつかず、低評価ばかりもらう動画を上げるモチベーションの維持には役立つので(笑)。

 

今日のたつじんへの一歩

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現状、誤判断されないようにタイトル・タグ・サムネイル画像・説明文を気を付ける必要があると思いますが、黄色いドルマークの動画を見直しても判断つきません(笑)。