
「この広告は自分のブログに合わないんじゃ?」
「英語(外国語の)広告を見る人がいるんだろうか。。」
自分のサイト・ブログに表示されているアドセンス広告を見て、このように思うことは多いかもしれません。
アドセンスには「広告レビューセンター」というのがあり、自分のブログに表示される広告を管理できます。
アドセンスの広告レビューセンターでできること
- 自分のサイトに掲載されている広告をチェック
- 広告を審査してブロックすることができる
広告レビューセンターでは自分のサイト・ブログに表示されている広告をチェックして、掲載させたくない広告をブロックすることができます。
広告レビューセンターを使ってみる
アドセンスのツールバーの「広告の許可とブロック」に「広告レビューセンター」があります。
初めて「広告レビューセンター」を使用する場合はすぐには使用できず、数時間後に使用できるようになります。
「広告レビューセンター」にアクセスすると、過去30日間サイトに掲載された広告が表示回数の多い順に表示されます。
画面最下部には「全て審査済みとしてマーク」のボタンがあり、クリックすると「審査済み」になります。
「審査済み」にすると引き続きサイトでその広告が表示されます。
ただ、問題は「約4000件」という表示。
4000以上広告をチェックすると、どのくらい時間がかかるのでしょうか(笑)。
広告の詳細を見る
一覧に表示されている広告をタップすると、広告の詳細情報を見ることができます。
詳細画面ではこの広告が「表示されているサイト」や、「表示回数」、「広告主のURL」を確認できます。
URLプレビューをクリックすると、広告主のサイトのプレビュー画面が表示されます。
プレビュー画面ではPC、モバイル、タブレットで広告主のサイトの表示を見ることができます。
アドセンスの自己クリックは規約違反になります。
自分のサイトに表示されている広告主のサイトを見たい場合は、広告レビューセンターで見るといいと思います。
ただ、自分のサイトに表示された広告が気になった場合にいちいち広告レビューセンターで該当の広告を探すのは面倒です。
Chrome拡張機能のGoogleパブリッシャーツールを使えば、自分のサイトから広告主のサイトを確認できます。
他にも詳細画面では広告単位ではなく、AdWordsアカウント自体をブロックできます。
広告をブロックする
広告一覧画面で赤い長方形に囲まれたアイコンをクリックすると広告ごとにブロックできます。
個別にではなく複数の広告を選択したり、一覧画面に表示されている「すべて」の広告をブロックしたり、審査済みとすることもできます。
すべての広告を審査済みにする場合は、画面最下部のボタンをクリックすることでもできます。
広告単位ではなく、AdWordsアカウント全体をブロックする場合は先述の詳細画面でできます。
広告の検索
一覧画面で表示されている広告に、「関連広告を検索」というリンクがあります。
「関連広告を検索」すると、その広告に関連する広告が一覧表示されます。
この画面から関連するすべての広告をブロックすることができます。
広告レビューセンターの検索窓では「サイト運営者のドメイン」「広告ネットワーク」など、フィルタをかけて広告を検索することができます。
また、画像検索もすることができます。
競合他社のロゴの画像をアップロードして、そのロゴが含まれているイメージ広告を検索
AdSenseヘルプ「広告のレビューセンターで広告を検索する」には、画像検索の活用場面の例が挙げられています。
確かに競合他社の広告を表示させたくない場合、画像検索は便利かもしれません。
画像検索といえば、2018年のはじめに画像の無断使用の問題でGoogleの画像検索結果から簡単には画像を保存できなくなりました。
ブロックする場合の注意点
広告を最適化すると、アドセンスの収益が大幅にアップすることもあるかもしれません。
けれどアドセンス広告はサイトにあったプレースメント広告だけでなく、ユーザーの興味や関心に基づいて表示されるパーソナライズ広告があります。
ブロックした広告はお客様のサイトのオークションにかけられなくなるため、広告スペースの収益獲得の機会が減り、収益に悪影響が出る場合があります。また、ブロックされた広告主様は今後お客様のサイトをターゲットとして設定しないことも考えられます。対象ユーザーに不適切であると思われる広告のみをブロックすることをおすすめします。
AdSenseヘルプ「広告レビューセンターの概要」
広告をブロックしすぎるとプレースメント広告に悪影響が出るだけでなく、パーソナライズ広告の収益にも影響するかもしれません。
まとめ
アドセンスの広告レビューセンターは掲載されている広告をチェックし、不適切と思われる広告をブロックすることができます。
使い方もわかりやすく、直感的な操作で広告を審査・ブロックして最適化できます。
今日のたつじんへの一歩

「キタサンブラックとはこういう馬だったのか!」と調べた後にウェブデザインに関するサイトに行ったら、地方競馬に関する広告が表示されたりします。
むやみやたらにブロックしたら機会の損失になりそうです(笑)。