
先日ブログに載せたiPhoneの画像を無断転載されていることをコメントでいただきました。
唐突で申し訳ございません。
Twitterでここの画像を勝手に掲載してプレゼント企画を勝手にやっていた不届き者が居たのですが、その方と貴方様は同一人物でしょうか?
その不届き者の名前は「おたからばこ(@wlOl1NtLvsDPEIF)」という名前でプレゼント企画をやっている人です。
恐らく詐欺だと思います。
詐欺だと判断した根拠は入手した経緯が貴方様と合致しませんし、彼は詐欺ではないという明確な証拠を出さないのです。
詐欺を未然に防ぐ為にも、ご協力お願いします
ツイートを見てみると、「バックアップからの復元!iPhone Xが自宅に届いたので設定してみた」の記事に使用していたiPhoneXの画像を無断使用されていました。
無断転載されたのはこの画像です。
Google画像検索でiPhoneXの画像を探したのかもしれません。
コメントの他にも、このサイトの「お問い合わせ」から画像の無断転載を知らせてくださった方もいました。
わざわざ知らせていただいて、本当にありがたいと思います。
けれどiPhoneXの画像ならぱくたそのようなフリー素材サイトにたくさんあるので、こんな圧縮しまくったみすぼらしい画像を使わなくてもいいような気がします(笑)。
商用利用OKのフリー素材サイトは毎回お世話になっていて、ブログを書く上で重宝すると思います。
画像の無断転載と著作権
以前まとめサイトに、アフィリエイトASPの広告画像を無断転載されたことがありました。
出典は明記されていましたがさすがに「ASPの広告画像はまずい!」と思い、まとめサイトの運営に事情を話したところ、該当記事の公開を停止してくれました。
自分のような小規模なサイトでも意外と画像を転載されています。
では、「どこまで他のサイトの画像の転載が許されるのか?」調べてみることにしました
画像の転載・引用が許される場合
自分で作成してブログにアップした画像は著作権法で保護されています。
けれど一定の要件の下で、権利者の許諾がなくても画像の転載・引用が許される場合があるそうです。
引用とは、自分の著作物に他人の著作物の一部を取り上げて利用することですが、著作権法上、引用が許されるのは次のすべての要件を満たす場合です。
- 「既に公表されている著作物」であること
- 「公正な慣行」に合致すること
- 報道、批評、研究などのための「正当な範囲内」であること
- 引用部分とそれ以外の部分の「主従関係」が明確であること
- 引用部分が明確になっていること(明瞭区別性)
- 引用を行う「必然性」があること
- 「出所の明示」があること
引用元:LEGAL MALL 著作権を侵害せずに文章や画像を引用・転載する方法
上記の条件をすべて満たす場合は他のサイトから画像の転載、文章の引用も許されるそうです。
出典を明記して、正当な方法で画像の転載・引用している場合には著作権を心配する必要はなさそうです。
ただ、「著作者が明確に画像の転載を禁止している場合」はやはり画像の転載や文章の引用は許されないような気がします。
自分がブログに商品画像を使用する場合は、「画像の転載が禁止されていないか?」心配になることがあります。
特にブログやサイトでアフィリエイトをしている場合、アフィリエイトしようと思う商品の画像を使用したくなると思います。
そこで「アフィリエイトでどこまで商品画像の転載が許されるか?」、調べてみることにしました。
アフィリエイトの商品画像の使用
アフィリエイトASPのバリューコマースは商品画像の使用についてわかりやすく記述されています。
たとえばYahoo!ショッピングについては、画像の保存先が「広告主側」「アフィリエイトサイト側」と書かれています。
商品画像のアドレスをコピーして使用しても、ローカル(自分のパソコン)に画像を保存して使用してもいいそうです。
ただ、画像を自分のパソコンに保存した場合であっても、その商品のアフィリエイトリンクを貼る必要があるそうです。
次に1番商品画像が利用されていると思われる、Amazonについて見てみることにしました。
Amazonの場合はYahoo!ショッピングと異なり、画像の保存先が「アフィリエイトサイト側」だけになっています。
ということは、画像を保存して使用しても良さそうに受け取れます。
念のためAmazonアソシエイトのヘルプを見てみることにしました。
Amazonの商品画像の使用の許諾
・商品画像をダウンロードして利用する。
商品画像を保存後、任意のAmazonではないサーバーにアップしなおしての利用はできません。Amazonが提供している商品画像URLを指定する形でご利用ください
・Amazon.co.jpでキャプチャした画像を使用する。
Amazon.co.jpでの商品画像は随時変更されることがありますので、キャプチャした画像は使用しないでください。引用元:Amazonアソシエイトヘルプ 「商品の紹介で注意すべきことは何ですか?」
Amazonアソシエイトのヘルプを見ると「商品リンク」を使用する必要があり、自分で画像をキャプチャして使用することは禁止されているようです。
Amazonの商品画像を、無断転載している人は多いような気がします。
著作権違反は訴えがなければ告訴されない親告罪ですが、商品画像を利用する場合にも十分な注意が必要なようです。
まとめ
このブログでは自分で撮影した商品やフリー素材サイトの写真を利用するように心がけていますが、著作権と画像の転載・引用は難しい問題だと思います。
以前他のブログでミニゲームのゲームが画像のスクリーンショットを使用していたら、注意を受けたことがあります。
自分のオリジナル画像は、今回の無断転載されたiPhoneXの画像のように。自宅で撮った簡単な商品の画像ばかりです。
時間をかけて撮った写真じゃないので、無断転載されてもそれほど気になりません。
けれど苦労して撮影した風景画像などを無断転載されたら快く思わないだろうと思います。
画像の無断使用はデリケートな問題で、2018年2月にGoogleの画像検索でオリジナル画像を表示するボタンがなくなる仕様変更がありました。
画像や文章を転載・引用するときは十分注意していこうと思います。
今日のたつじんへの一歩

ただ商品画像の転載ができないと、購入してもいない商品のレビュー記事を書くのが難しくなるかもしれません(笑)