複数のウェブサービスを利用していると、IDとパスワードなんて覚えきれるものではありません。

Chromeには「Google Smart Lock for Passowrd」というパスワードの保存機能があり、1度ログインしたサイトに再びログインする場合に自動でIDとパスワードを入力してくれます。

Googleアカウントにログインすれば、あらゆるデバイスでパスワードの保存機能は利用できます。

engadget日本語版の記事を読んでいると、このChromeで保存されているパスワードをCSVファイルとしてエクスポートできるようになるそうです。

エクスポートすると「どのようにパスワードが表示されるのか」気になったので、パスワードのエクスポート機能を試してみることにしました。




Google Chromeでパスワードをエクスポート

パスワードのエクスポート機能はChromeのパスワード管理画面に実装されるようです。

 

 

「設定」→「詳細設定」→「パスワードを管理」をクリックします。

 

 

するとChromeに保存されているパスワードの一覧が表示されます。

四角でかこった「目」のアイコンをクリックするとパスワードを確認できます。

ただ、探してみてもエクスポート機能が見当たりません。

 

 

Chromeはこの記事を書いている時点で最新のバージョン65を使っていますが、まだChromeの安定版には実装されていませんでした。

パスワードのエクスポート機能はまだ開発中の機能らしいです。

Chrome安定版がバージョン67にアップデート後はパスワードのエクスポート機能が実装されていました。

 

Chrome Canaryでパスワードのエクスポート機能を試す

そこで、Chromeの最新開発版、Chrome Canaryで試してみることにしました。

 

最新開発版のChrome Canaryを使ってみた感想と特徴

 

安定版のChromeはバージョン65でしたが、Chrome Canaryはバージョン67

 

 

おそらくパスワードのエクスポート機能を試せると思います。

 

 

パスワードの管理画面に行くと、「パスワードをエクスポート」という項目が表示されていました。

 

 

さっそくパスワードをエクスポートして、CSVファイルをexcelで開いてみました。

エクスポートしたファイルには、サイト名・URL・ユーザー名(iD)・パスワードが表示されています。

 

 

Windowsを使っている場合、パスワード管理画面でパスワードを確認する時にMicrosoftアカウントでログインすることを毎回求められます。

パスワードを確認するために毎回ログインするのは面倒です。

CSVファイルならログインしなくてもパスワードを確認できるし、他のサービスにパスワードをインポートすることもできそうです。

 

Chromeの安定版で試す

Chromeの安定版でも「chrome://flags/」とアドレスバーに入力すると、まだ開発中の機能を試すことができます。

そこでChromeの安定版に「chrome://flags/」と入力して、開発中のパスワードのエクスポート機能を探してみました。

 

 

すると、パスワードのエクスポート機能だけでなく、インポート機能も開発中のようです。

パスワードのエクスポート・インポートの2つの機能を「Enable」にしてみました。

 

 

するとパスワードのエクスポートだけでなく、インポートも表示されるようになりました。

今回Chrome Canaryのバージョン67で試してみましたが、はインポート機能は次のバージョンのChrome Canaryのバージョン68でも実装されていません。

もしかしたらパスワードのインポートはChromeのバージョン69以降で実装される機能かもしれません。

2018年7月のChromeのバージョン68からSSL化されていない、全ての「http://◯◯」で始まるウェブサイトで「保護されていません」と表示されるようになります。

パスワードのインポート機能も実装されたら結構重要なChromeのバージョンアップになりそうです。

ただChrome Canaryの更新の頻度は高いので、数日後にはCanaryのバージョン68.○○にも実装されているかもしれません。

 

iPhoneのChromeでパスコードをエクスポート

iOSのGoogle Chromeブラウザがバージョン66にアップデートされ、iPhoneのChromeブラウザでもパスワードをエクスポートできるようになりました。




「設定」→「パスワード」をタップします。





するとパスワードが保存されているサイトの情報が表示されます。

この画面の1番下にある「パスワードをエクスポート」をタップします。




パスワードのエクスポート先を選んでタップします。

今回はiPhoneの標準アプリの「メモアプリ」にエクスポートしてみました。




メモアプリを開くと、パスワードがCSVファイル形式で保存されています。

パスワードをエクスポートしておけば、パスワードやIDがわからなくなった時にパスワードを再設定しなくてもパスワードとIDを参照できます。

Microsoft Edgeでインポート

Windows10の利用者が増加とともに、デフォルトのブラウザMicrosoft Edgeの利用者も増加しています。

ChromeよりもEdgeの方が高速ですが、Chromeは拡張機能が豊富なことと、Googleサービスとの親和性が高いのでChromeをメインのブラウザとして利用しています。

けれどEdgeをメインのブラウザにできない1番の理由は、Chromeにパスワードを保存していることです。

 

Chromeのブックマーク(お気に入り)はEdgeに簡単にインポートできます。

まず「設定」→「別のブラウザからインポート」をクリック。

 

 

そして「Chrome」を選んで「インポート」をクリックするとChromeのブックマークをEdgeにインポートできます。けれど、

「パスワードもインポートできないと無理や。。」

と思い、Edgeはブログの表示を確認することくらいでしか使用していませんでした。

けれどインポート画面をよく見てみると、インポートできる項目に「ブックマーク・閲覧履歴・Cookie・パスワード・設定」と書かれています。

試しにEdgeで訪問したことないサイトにログインしようとするとIDとパスワードが表示されました。

ブックマークだけでなく、パスワードもEdgeにインポートできることを初めて知りました(笑)。

 

まとめ

近い将来、Chromeに保存されているパスワードをエクスポートしたり、他のサービス・別のGoogleアカウントからインポートできるようになります。

けれどセキュリティを考えると、ChromeやEdgeのようなブラウザの機能でパスワードを保存するのは危険だと思います。

不正にGoogleアカウント・Microsoftアカウントにアクセスされた時、パスワードを全て抜かれてしまいます。

ブラウザのパスワードの保存機能はOFFにしてSKUIDのような、パスワードを管理できるサービスを使った方が安全なのかもしれません。


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たつじんwたつじんw

Windows10の利用者が増えると、デフォルトの検索エンジンBingのシェア率も自然と増加します。
このブログはGoogleよりもBingでは評価されていない気がするので、Bingの検索エンジンの変更方法をもっと沢山の人に書いて欲しいと思います(笑)。